「雅子さま 英語」でググると、雅子さまの英語力が大したことないとするブログがたくさん出てきますが、
あれ、全部デマです。
インターネット上には雅子さまや皇太子殿下、愛子さまを貶める言説がたーくさん存在していますが、そのうちの一つが雅子さまの英語力。こういうデマを熱心に広めている人たちって、なんなんでしょうね。私が観察したところでは、1.組織的な活動 か、2.頭おかしい人が電波を受信している かのどちらかだと思います。
一体なんだってこんなデマを拡散しているのか。嘘も繰り返して言えば真実になるとでも思っているのか、本当に悪質です。
だいたい普通に考えて、雅子さまは米国の高校からハーバード大学に入学し、同大学を優秀な成績で卒業しています。英語できない人がそんなことできるわけがありません。外務省入省後も、交渉の場での通訳を務めるなどしており、その映像も残っています。
常識的にいって、英語できるに決まってんじゃん。しかも並大抵ではないレベルで。
それでもデマをまき散らす人というのは、そういった事実は無視して、自説に都合のいいことばかりを取り上げて拡散しようとするので、ここで一応反論を試みてみます。
まずデマブログが必ず挙げているのが、「雅子妃は署名のsignと有名人のサインautographの区別がつかない!!」というものです。
その根拠は、ニュージーランドの歌手ヘイリー・ウェステンラに、雅子さまが会った際、"Oh, no, oh wait! I want you to sign something for us!"と言ってサインをねだった、という話。これは、English Journal 2008年11月号に、ヘイリーのインタビューが載っており、その中でヘイリーが、皇太子ご夫妻と会ったときのことについて話をしている、という形で明らかになっています。
デマをまきちらしている人たちは、これを取り上げて、有名人にサインをお願いするときはsignではなくautographを使うのに、それさえ分かっていない、雅子さまの英語力は大したことない!と主張しています。
果たしてこれは本当か?
反証その1。生きた英語から学ぼう!
BBCのドラマSherlockの、シーズン2第3話にて、Kittyという名の記者がシャーロックのファンのふりしてサインをねだるシーンがあります。そこでのセリフ。
"Sign my shirt... would you?"
英語の本家本元天下のBBCですよ?autographなんて一言も言ってないじゃん! signでなーんも間違ってないじゃん! (なおこのことは以前記事にしています。)
反証その2。"sign autograph" でググってみよう!
Sherlockつながりで、ベネディクト・カンバーバッチ氏の記事が出てきました。イギリステレグラフ誌です。
"Just Sign the Autographs, Benedict!"
カンバーバッチさんは今劇場でハムレットを演じてますが、公演後待っててもサインくれないよーという記事です。これを見ると、"Sign autograph”という風に使うんですね。ふむふむ。
さらに見ていくと、
"Sign this please? Red Land players learn art of the Autograph at Little League World Series"
という記事がありました。米国ペンシルバニア州の少年野球チームがサインしたとかしないとかの話です。ここでは思いっきり"Sign this, please?" となっています。
雅子さまの"sign something for us"、全然間違ってないじゃん!!!!
この、サインとオートグラフは違うという話は、アンチ東宮のまとめサイト的なものに載っていて、そこでは英語のネイティブスピーカーであるという読者が、「雅子妃の英語は何も間違ってない。このサイトの信頼を損ねるからこれは削除すべきだ」と言う意見を投稿していました。sign something って普通に言うよ、と。そしたらそこの住人たちは、「あんたネイティブっていうけど嘘でしょ!!キーーー!!」と変な方向に攻撃を始めた挙句、冷静に反論されると、今度は、
"I want you to"という言い方が下品だ!おかしい!May I~ とかWould you please~とかを使うべき!!
と論点をずらす戦法に出ました。
長くなって疲れたので、これについてはまた次の記事で。
あれ、全部デマです。
インターネット上には雅子さまや皇太子殿下、愛子さまを貶める言説がたーくさん存在していますが、そのうちの一つが雅子さまの英語力。こういうデマを熱心に広めている人たちって、なんなんでしょうね。私が観察したところでは、1.組織的な活動 か、2.頭おかしい人が電波を受信している かのどちらかだと思います。
一体なんだってこんなデマを拡散しているのか。嘘も繰り返して言えば真実になるとでも思っているのか、本当に悪質です。
だいたい普通に考えて、雅子さまは米国の高校からハーバード大学に入学し、同大学を優秀な成績で卒業しています。英語できない人がそんなことできるわけがありません。外務省入省後も、交渉の場での通訳を務めるなどしており、その映像も残っています。
常識的にいって、英語できるに決まってんじゃん。しかも並大抵ではないレベルで。
それでもデマをまき散らす人というのは、そういった事実は無視して、自説に都合のいいことばかりを取り上げて拡散しようとするので、ここで一応反論を試みてみます。
まずデマブログが必ず挙げているのが、「雅子妃は署名のsignと有名人のサインautographの区別がつかない!!」というものです。
その根拠は、ニュージーランドの歌手ヘイリー・ウェステンラに、雅子さまが会った際、"Oh, no, oh wait! I want you to sign something for us!"と言ってサインをねだった、という話。これは、English Journal 2008年11月号に、ヘイリーのインタビューが載っており、その中でヘイリーが、皇太子ご夫妻と会ったときのことについて話をしている、という形で明らかになっています。
デマをまきちらしている人たちは、これを取り上げて、有名人にサインをお願いするときはsignではなくautographを使うのに、それさえ分かっていない、雅子さまの英語力は大したことない!と主張しています。
果たしてこれは本当か?
反証その1。生きた英語から学ぼう!
BBCのドラマSherlockの、シーズン2第3話にて、Kittyという名の記者がシャーロックのファンのふりしてサインをねだるシーンがあります。そこでのセリフ。
"Sign my shirt... would you?"
英語の本家本元天下のBBCですよ?autographなんて一言も言ってないじゃん! signでなーんも間違ってないじゃん! (なおこのことは以前記事にしています。)
反証その2。"sign autograph" でググってみよう!
Sherlockつながりで、ベネディクト・カンバーバッチ氏の記事が出てきました。イギリステレグラフ誌です。
"Just Sign the Autographs, Benedict!"
カンバーバッチさんは今劇場でハムレットを演じてますが、公演後待っててもサインくれないよーという記事です。これを見ると、"Sign autograph”という風に使うんですね。ふむふむ。
さらに見ていくと、
"Sign this please? Red Land players learn art of the Autograph at Little League World Series"
という記事がありました。米国ペンシルバニア州の少年野球チームがサインしたとかしないとかの話です。ここでは思いっきり"Sign this, please?" となっています。
雅子さまの"sign something for us"、全然間違ってないじゃん!!!!
この、サインとオートグラフは違うという話は、アンチ東宮のまとめサイト的なものに載っていて、そこでは英語のネイティブスピーカーであるという読者が、「雅子妃の英語は何も間違ってない。このサイトの信頼を損ねるからこれは削除すべきだ」と言う意見を投稿していました。sign something って普通に言うよ、と。そしたらそこの住人たちは、「あんたネイティブっていうけど嘘でしょ!!キーーー!!」と変な方向に攻撃を始めた挙句、冷静に反論されると、今度は、
"I want you to"という言い方が下品だ!おかしい!May I~ とかWould you please~とかを使うべき!!
と論点をずらす戦法に出ました。
長くなって疲れたので、これについてはまた次の記事で。