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週刊誌の記事の作り方

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この間日本はいろいろとありました。

いろんな情報が錯綜し、私もいつも以上にニュース等を追っていました。そしてつくづく思ったのが、週刊誌報道のいい加減さ。

まずは文春。

2015年2月5日号にて、ISISに拘束され殺害された後藤さんについて、「風俗経営」の経歴がある、と報じたところ、どうも同姓同名の別人のことを、裏も取らずに書き立てているという疑惑がネットでささやかれています。これについては真偽は定かではありませんが、日ごろの文春の報道姿勢を見ている皇室ウォッチャー(笑)の私としては、さもありなん、といったところ。

次に女性自身。

2015年2月3日号にて、外務省が後藤さんを案内した現地ガイドと、後藤さんの奥様に対して、「選挙前だから」と口止めしたという話。これは取材元であるジャーナリスト常岡浩介氏が、自身のブログで「そんなこと言ってない」と否定しているので、リンクを貼っておきます。

https://plus.google.com/+ShamilTsuneoka/posts/WsithqQ4U4q

女性自身が、誰かが話したことをいかに脚色して報じているのかが、ありありとわかります。

上記ブログの最後の方で、氏は「それにしても外務省が訂正しないということはどうやら本当なのかも」といった趣旨のことを述べておられます。報道ステーションには抗議したのに女性自身には抗議しないとは、と。でもね、それは女性自身だからじゃないかしらと思うの。外務省とかそういう偉い人たちは、三流週刊誌の書くことなんて相手にしないと思うのよ普通。普通は。あれ、でももっと高貴な人々が気にしていらっしゃるような・・・

・・・。

(おまけ)
ついでにおまけですが、外務省が報道ステーションに抗議しましたね。
これぞ官僚の抗議文だよ。宮内庁は百ぺん読んで見習うといいと思うの。

外務省の抗議文

ちなみにこの抗議文の内容は最悪です。「テロリストを利することにもつながりかねない」という一文が著しく余計。この一文のせいでこれは抗議文の域を超えて報道の自由に対する不当な圧力になっていると思います。ほかの部分に隙がないだけに、外務省はわかって書いてる、つまりわざと圧力をかけているのだと思います。最悪です。この技、宮内庁とは雲泥の差だな。ま、これは私見ですのでおまけのおまけ。







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